円安と、ダイエット

1ドル160円?!海外旅行にも気軽に行けなくなっちゃいましたね…。

ところで、ダイエットと円安は、一見関係のないことように思われるかもしれませんが、経済の動向は、私たちの食生活や健康行動に影響を及ぼすこともあるんです。今回は、円安がダイエットや食生活にどのように影響するか考えてみましょう。

円安の影響

  1. 輸入食品の価格上昇:円安になると、特に輸入食品の価格が上昇します。もっとも、何でもかんでも便乗するように値上げしていて、輸入食品に限らなくなっていますが。日本は多くの食品やエネルギーを輸入に依存しているため、食材や加工のコストが上がる可能性があります。これにより、特に健康的で高価な輸入食品(例:新鮮な果物、野菜、ナッツ、サーモンなど)が手に入りにくくなっています。安くてカロリーが高く、対して栄養価の点で劣る食品に頼る傾向が強まります。最近では、贅沢食材の代表だった国産牛肉より、輸入牛肉の方が高くなっていることも。一方私はお給料も上がっていないので、高級なハムやチーズを愉しむ週末は、すっかりオアズケです。
  2. 外食産業への影響:外食産業も輸入食材に依存しているので、円安によるコスト増は価格に反映されることも。外食の機会が減少し、自宅での食事が増えるかもしれません。外食が減って自炊するようになれば、健康的な面もありそうですが、自宅での食事が増えても1.で挙げたように安価な食材ばかり選ぶことが多くなれば、栄養バランスが崩れる可能性があります。
  3. 食品企業のコストカット:食品を製造する企業もコスト上昇に対応するため、原材料を安価なものに変更する、内容量を減らすなどの対策を取ることがあります。これにより、食品の質や栄養価が低下することがあります。悩ましいことですが一消費者としても、なんでもかんでもホイホイと値上げされるよりは、コストカットはがんばってもらいたいところでもあります…。

ダイエットへの具体的な影響

  1. 食材選びの変化:円安による食材コストの上昇は、健康的なダイエットに適した食材(例:新鮮な果物や野菜、赤身の肉、魚)を選ぶのを難しくするかもしれません。その結果、より安価で栄養価の低い加工食品や高カロリーの食品に頼る可能性があります。
  2. 食品の質の低下:輸入食材の価格上昇により、国内産の代替品に頼ることが増えるかもしれませんが、それが必ずしも健康的であるとは限りません。質の低い食品を選ぶことが増えると、ダイエットの効果も減少する可能性があります。
  3. 食費の増加:円安による食材費の上昇は、家計に負担をかけます。食費を抑えるために食事の量を減らしたり、安価で高カロリーの食品を選ぶことが多くなると、健康的な体重管理が難しくなることがあります。

 特に、この3.がダイエットの大敵と言えるでしょう。

私たちにできること

 なかなか難しいですが、対策も考えてみました。

  1. 地元の食材を活用:円安による輸入食品の価格上昇に対応するために、地元で生産された季節の食材を活用するのはどうでしょう。コストを抑えながら栄養価の高い食事を心がけましょう。
  2. 計画的な食材購入:少しでも価格が安い時に、長期保存が可能な健康的な食材を計画的に購入することも大切ですね。個食の進んだ現代社会では簡単ではないですが、地域やグループでの共同購入に取り組んでいるケースもあるようですよ。
  3. 教育と情報提供:消費者が栄養バランスの取れた食事を選び、予算内で健康的な食事を維持するための教育や情報が重要です。私は、食事のレコードサイトやアプリ(あすけん)を利用しています。写真を撮るだけでAI解析してカロリーや栄養価を評価してくれるサービスもありますよ。

円安はダイエットや食生活に間接的な影響を与える可能性があります。政府には、自分たちの懐を肥やすばかりでなく、市民生活を守ってほしいところですが、当面期待薄かも。経済の動向を注視しながら健康的なライフスタイルを維持するための工夫が大切ですね。

当サイトでは、これからも、私たちの健康なダイエットにつながる情報を提供してまいります。

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